石川の新アンテナショップ 東京駅近くにあすオープン 能登の商品も徐々に
東京にある石川県のアンテナショップがあす、東京駅の近くに移転オープンします。
地震の影響を受けながら生産者らの協力を得て能登の品々も取りそろえたということです。
NNN取材団 勝田真司記者:
「東京駅の八重洲口です。徒歩4分のところに石川県の新たなアンテナショップがオープンします」
石川県の新たなアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」
銀座から東京駅近くへの移転を機にリニューアルされました。
店は県産のスギ材を使い和傘をモチーフにした天井や能登半島の珪藻土を活用した温かみのある壁がデザインされ、明るく開放的な作り。
石川の食品や地酒、伝統工芸品や雑貨などおよそ1000点が販売されています。
県産業政策課 佐藤晋太郎 課長:
「内装で能登のものを使いたかったが使えなくなったものがあった。提供が難しくなった商品もある。その中なんとか集めることができた」
「石川のみなさんの思いを背負って心機一転新しい石川の姿、立ち上がって進んでいく姿を見せたい」
七尾市の「能登ミルク」は生産者が大きな打撃を受け、入荷が危ぶまれましたが、最近になって商品が届き、オープンになんとか間に合ったということです。
前の銀座の店では全商品のうちおよそ2~3割が能登産でしたが、いまは1割程度。
県の担当者は今後の復旧・復興に応じて増やしていきたいとしています。
一方、店内には飲食エリアもあり、地酒やお茶、ソフトクリームなどを楽しめるようになっています。
「今回震災(被害)があった業者様がすごく多かったので、東京観光の方に商品を届けられるところがすごく喜んでいただけると思うので、頑張って皆さんに届けたい」
こちらの「八重洲いしかわテラス」はあすオープンします。