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公務着用続けた“青い服”3月末まで 地震風化させない狙いも…馳知事「仮設住宅完成を区切りに」 

2025年2月13日 19:34
公務着用続けた“青い服”3月末まで 地震風化させない狙いも…馳知事「仮設住宅完成を区切りに」 
石川県の馳浩知事は13日の記者会見で、去年元日の能登半島地震発生以降、公務などで着用している県の防災服について「仮設住宅がすべて完成し、被災者への鍵の引き渡しが終わったら脱ぎたい」と述べました。

地震と9月の奥能登豪雨による被災者向け仮設住宅の整備が完了する今年3月末頃を区切りとする考えを示しました。

馳氏は、公の場での防災服着用を続けた狙いを「石川県は緊急非常事態であるという認識を多くの人に持ってもらうためだ」と強調。

被災地以外の地域から「評判が悪い」などの指摘を受けてきたと明かした上で「能登の被災地は過酷な環境にある。背広で記者会見をしてもそのことは伝わらないと思った」と述べました。

最終更新日:2025年2月13日 19:34
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