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石川県 能登半島地震発生から6日目 亡くなった人は126人に 安否不明者の情報提供を呼び掛け

2024年1月6日 22:22
石川県 能登半島地震発生から6日目 亡くなった人は126人に 安否不明者の情報提供を呼び掛け
能登半島地震から6日で6日目となりましたが、早朝には最大震度5強の揺れを観測するなど地震が続いていて、現時点で県内で亡くなった方は126人となっています。


これまでにわかっている県内で亡くなった人は126人でこのうち輪島市が69人と半数以上を占めています。

安否不明者は210人となっていて、県では名前や住所を公開し、情報提供を呼び掛けています。

穴水町では元日の地震による土砂崩れがあり、親族によりますと、10人が巻き込まれたとみられこのうち3人の死亡が確認されています。

残る7人は今も土砂の下敷きになっているとみられ、捜索活動が進められています。


こうしたなか、物資が不足していた奥能登では新たな動きもみられています。

珠洲市のガソリンスタンドではきのう、タンクローリーが燃料を輸送し、一般車両と緊急車両の給油が再開。

一般車両については2000円分の制限を設けていましたが…

6日朝に再び、燃料が少なくなり、給油は、緊急車両のみとなりました。

■ガソリンスタンド経営者「緊急車両が多いものでうちらはそっちを優先している。一般市民の方には迷惑をかけますけど、これだけは勘弁してと断っています」


また、金沢市泉本町にある倉庫では、企業や市民からの救援物資の受け付けが始まりました。

受け付ける物資は飲料水や粉ミルク、紙おむつ毛布などで取り扱いやすいよう箱単位での持ち込みとしています。

■持ち込んだ女性「使うけど、困ってる方もいらっしゃるかなと思ったので、そっちの方が大事かなと思って」

市では14日まで受け付けることにしています。

一方、馳知事は、被災地以外の二次避難所に入る前の待機地点としていしかわスポーツセンターを活用する考えを示しました。

■馳知事「二次避難所としての被災地以外の旅館、ホテルの活用について、準備を進めております。さらにその前段階として、一旦、暖房や水、トイレのあるいしかわ総合スポーツセンターに避難者を収容することとしております」

スポーツセンターは来週月曜からの受け入れを目指し、準備を進めるとしています。

また、県警は「のと里山海道」の県立看護大インターから徳田大津インターの下り線を、7日午前8時から終日、一般車両を通行止めにすると発表しました。

警察や消防などの救急車両や物資輸送車両、許可を得ている車両などに通行を限定することで、交通の円滑化を図るということです。

県などは、能登方面への不要不急の移動は控えるよう呼びかけています。
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