地域医療の未来支える若者達「医師になって故郷で恩返ししたい」被災地出身の生徒も…
地域医療への貢献を志し、この春、金沢大学と自治医科大学に合格した生徒が、きょう県庁を訪れ、馳知事が激励しました。
馳知事のもとを訪れたのは、地域医療への貢献を志す金沢大学医学類特別枠と、自治医科大学医学部に合格した11人です。
その中には、元日の地震で大きな被害を受けた珠洲市や七尾市出身の学生の姿もありました。
飯田高校・大畠帆乃夏さん:
「将来は石川県の地域医療を担う医師として精一杯貢献することを誓います」
金
沢大学の特別枠は、県が修学資金を貸与し、卒業後の9年間、指定された公立病院などで勤務すると、返済が免除される制度です。
馳知事は、「目標が達成できるよう引き続き応援していきます」と激励の言葉を送りました。
飯田高校・大畠帆乃夏さん(珠洲市出身):
「珠洲市で育ててもらった自分が医師になって、故郷で恩返ししたいという気持ちは(地震を経験して)強くなった」
金大付属高校・坂下真緒さん(七尾市出身):
「自分が医師になり、能登地区の地域医療に従事することで少しでも不安になっている人を元気づけられる、支えられるような医師になりたい」