石川県内犠牲者500人超えの見通し 能登半島地震の災害関連死 新たに15人認定
能登半島地震による災害関連死の審査会が19日開かれ、新たに15人が認定されました。石川県内の災害関連死は270人となる見通しです。
石川県は19日に開いた災害関連死の認定審査会で、申請があった22人のうち15人を災害関連死に認定しました。
内訳は珠洲市で5人、穴水町で4人、七尾市で4人、志賀町で2人となっています。
自宅で被災し、複数回の移転や生活環境の変化で心身に相当の負荷が生じて亡くなったケースや、停電や断水などにより体力の低下して亡くなった事例などがあったということです。
また、7人が地震との因果関係が認められないとして認定されませんでした。
審査会が石川県内の災害関連死として認定したのは270人となり、今後、各市町で正式に認定されれば能登半島地震の県内の犠牲者は直接死と合わせて504人となる見通しです。
最終更新日:2024年12月20日 15:52