被災者同士で広がる支援の輪 輪島朝市組合のメンバーが市役所で炊き出し
地震で被災した人同士の支援の輪も広がっています。
大規模な火災の被害を受けた輪島市の朝市組合のメンバーが、地元で頑張る人たちに温かい食事をふるまいました。
きょう、輪島市役所に集まったのは、朝市組合のメンバーたち。
災害支援にあたっている市の職員たちに温かいシーフードカレーとつみれ汁をふるまいました。
輪島朝市は、大規模な火災で大きな被害を受け、現在も再建のめどが立っておらず、金沢などに避難した組合の有志が出張朝市を開催するなど少しずつ歩みを進めています。
こうしたなか、支援を続けてくれているお礼を伝えたいと、今回、食事を提供するため輪島に集まりました。
北九州市からの応援職員:
「こういう手作りのものを食べたのは久しぶりなので大変ありがたいし、また午後からの調査も頑張ろうという気になります」
輪島市職員:
「メギスの団子で魚のすり身だったんですけど、それが久しぶりに食べて、これよこれ、こういうのがいいんだと、おいしかったです」
輪島市朝市組合・冨水長毅 組合長:
「私たちもモチベーションをなくさないように、今日みたいに一致団結、協力して1つのことをやっていくスタイルが非常によかったと思っています」
「笑顔で召し上がっていただいているので」
「ふるまいやらせていただいてよかったなと思っています」