“反社”の恐ろしさを若者に 金沢で「暴力団追放」集会 高校生に講演
これは暴力団追放の機運を高めようと県警などが毎年開いている集会です。
冒頭、石川県警の大嶌正洋本部長が挨拶にたち、反社会的勢力の取り締まり強化へ決意を述べました。
集会では、若者を反社会的勢力にかかわらせない「入口暴排」をテーマに、金沢西高校の1年生約350人を招待し、講演会を開催。
実際に暴力団に入ったり、闇バイトに応募したことで逮捕され、人生が変わってしまった若者の実体験を紹介しながら、反社会的勢力とかかわる恐ろしさを伝えました。
石川県警組織犯罪対策課・江上 和博 課長:
「青少年の皆さんがアルバイト感覚で(犯罪に)加担しないように今後も危険性、実情について広く伝えていきたい」
石川県警によりますと県内では9組織の暴力団勢力が把握されていて、ことしは59人の暴力団関係者が検挙されています。