「絶対合格する」 被災した石川の受験生 別日程で私立高校一般入試に臨む
2月1日に行われた私立高校の一般入試を地震の影響で受けることができなかった受験生が、試験に臨みました。
羽咋市の試験会場で行われたのは、七尾市にある鵬学園高校の一般入試です。
鵬学園高校では校舎内にひび割れなどがあることから今月1日に試験会場を一部変更して試験を行いましたが、会場を十分に確保できず、すべての受験生を受け入れられなかったため、2月1日と10日の2回に分けて試験を実施しています。
穴水町や珠洲市など2つの町と2つの市から239人の受験生が高校が用意した送迎バスなどで試験会場に到着しました。
■穴水町で被災した受験生「最初二次避難所に来たとき、全然問題集とかプリントがなくて最初はちょっと厳しかった。絶対合格するって気持ちで来ました。」
試験は午前9時から始まっていて、午後3時半ごろ、終了する予定です。
県内では9つの私立高校にあわせて8501人が出願しています。