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集団避難の中学3年生 一か月半ぶりに家族と再会 地元での卒業式へ

2024年3月8日 17:29
集団避難の中学3年生 一か月半ぶりに家族と再会 地元での卒業式へ
元日の能登半島地震の後、親元を離れ、集団避難していた被災地の中学3年生が卒業式を前にきょう、ふるさとに帰りました。
輪島市から中継です。

NNN取材団 小井土夏音 記者:
きょう午後、輪島に帰ってきた中学生たちは、こちらで解散した後、先ほど、それぞれの自宅に帰りました。

けさ、白山市の白山青年の家から3台のバスに乗り込んだのは輪島中学校の3年生73人です。
73人は、「フレフレ輪島」などと書かれたメッセージボードを持った職員らに見送られながらおよそ1か月半をすごした避難先を出発しました。

中学生たちは、1月17日、安全と学習時間を確保するため家族と別れて、輪島市からおよそ100キロ離れた白山市に集団避難しました。

集団避難したのは、輪島中学校を含む市内3つの中学校の1年生から3年生までのおよそ250人で、避難先では、ほかの県から派遣された指導員の支援も受けながら勉強だけでなくレクリエーションの時間なども設けられたということです。

中学生たちは、あす行われる卒業式のリハーサルを行った後、解散し、家族と再会しました。

迎えに来た保護者の中には少し成長した我が子を見て涙ぐむ人もいました。

避難している1、2年生はもうしばらく集団避難を続けます。
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