石川・小松市で遮断機が下りた踏切に車が侵入 列車と衝突 運転の高齢男性が死亡
8日朝、小松市内の踏切で列車と車が衝突する事故があり、車を運転していた高齢男性が死亡しました。
事故があったのは、小松市今江町三丁目の新今江踏切。8日午前7時半過ぎ、金沢駅発、大聖寺駅行きのIRいしかわ鉄道の4両編成列車と普通乗用車が踏切内で衝突しました。そして。
山下 実々 記者:
「事故があった踏切から350メートルほど離れたこちらの地点まで車は押され、5時間経った今も撤去作業が行われています」
車はおよそ350メートルほど引きずられ、運転席にいた高齢の男性が死亡しました。警察によりますと事故当時、踏切の遮断機は下りていましたが、車はそれを押しのけて侵入していたということです。
一方、列車の乗客およそ150人にけがはありませんでした。
死亡したのは現場の近くに住む70代の男性で、警察では事故の原因を調べています。