東北からの恩返しボランティア 福島大学の学生が能登で炊き出し 東北の味に思い託し
東日本大震災の支援の恩返しをしようと、福島大学の学生らが七尾市で災害ごみの搬出や炊き出しを行いました。
「ありがとうございます~」
温もりたっぷり東北の郷土料理「芋煮」です。
「みんなで作ってくれたのね」
「みんなで作りました」
福島の大学生が、心を込めて作った“恩返し”。
13年前に受けた支援…東日本大震災の恩返しです。少しでも温まってもらおうと、東北の味に思いを託しました。
「皆さん遠いところありがとう」
「ありがとうございます」
炊き出しだけではありません。若い力で、民家の災害ごみを搬出する作業にもひと役かって出ました。
住民:
「来てもらわなかったら本当に100%精神面でもいろんな現実的にもうまくいかなかった。本当に感謝している。ありがとう」
福島大学3年 植野元心さん:
「福島県民としていろいろな方に ボランティアで手伝ってもらったので少しでも恩返しを。いろんな方に手伝っていただいた分、 何かできたらなと」
能登へのエールはこれからも…。
福島大学の学生は能登支援を今後も続けたいと、強く思っています。