被災地に列車が帰ってきた! 1か月半ぶりに「のと鉄道」が一部区間で運行再開
けさ6時半過ぎ、通学する高校生などを乗せ、地震後、初めての「のと鉄道」の列車が能登中島駅を出発しました。
能登半島地震の発生から、46日目。線路が歪むなどの被害で、運休が続いていた「のと鉄道」が、きょう、一部区間で運行を再開しました。
NNN取材団・大野 裕輝記者:
「七尾市の能登中島駅です。運行が再開したけさ、ホームでは甘酒が振る舞われ、地震以来初めての賑わいが帰ってきました。」
「地域に根ざし、能登の交通を支えてきた地元のシンボルが、1か月半ぶりに動き始めました。」
通学で乗車した高校生:
「久々に列車に乗れてうれしい」「バスだと小さいし時間がかかる電車が走ってくれてうれしい」
NNN取材団・大野 裕輝記者:
「七尾市の能登中島駅です。運行が再開したけさ、ホームでは甘酒が振る舞われ、地震以来初めての賑わいが帰ってきました。」
「地域に根ざし、能登の交通を支えてきた地元のシンボルが、1か月半ぶりに動き始めました。」
通学で乗車した高校生:
「久々に列車に乗れてうれしい」「バスだと小さいし時間がかかる電車が走ってくれてうれしい」
「のと鉄道」では、線路が地震により歪んだり、崩れた土砂で覆われるなどの被害があり、全線で運休が続いていましたが、七尾駅から能登中島駅の区間で、きょうから運行が再開されました。
これより北、穴水駅までは、4月上旬の再開を目指し、復旧が進められます。
また、JR七尾線では、運休が続いていた、七尾駅から和倉温泉駅の区間がきょう、再開し、全線で運行再開となりました。
きょう再開した一部区間では速度を落として運転を行うため、運行時間が地震の前から変更されています。
生活を支える交通機関の再開は、復興への足掛かりとして地元の期待が込められています。