珠洲市で災害廃棄物の仮置き場開設 被害甚大片づけ着手できない住民も
石川県珠洲市に災害廃棄物の仮置き場が開設され住民が壊れた家具などを持ち込みました。
珠洲市蛸島町にある鉢ヶ崎海水浴場の駐車場に開設された災害廃棄物の仮置き場には壊れた家具や家電などが軽トラックで運び込まれました。
■利用者
「感謝です。そうしないと捨てる場所がないんで」
「3往復目津波でやられたからほとんど使い物にならない」
珠洲市によりますと初日の1日は90台の車が訪れましたが去年5月の地震の際の開設初日と比べると2割ほどにとどまっています。市内では全壊や半壊、一部破損となった住宅がおよそ5200棟あり、今回の被害が大きすぎるあまり片付けに着手できていない人が多いということです。
仮置き場の利用時間は午前9時から午後3時までで、今後は飯田港などにも開設する予定だということです。