石川県は、輪島市と珠洲市で合わせて115戸の応急仮設住宅の着工を12日に始めます。

10日午後、県庁で災害対策本部員会議が開かれ、馳知事は冒頭、「ちゅうちょすることなく仮設住宅への入居を選択してほしい」と被災した人に呼びかけました。

12日に着工を予定しているのは、輪島市の農村ふれあい広場で30戸、輪島キリコ会館多目的広場で20戸、珠洲市の正院小学校グラウンドで40戸、みさき小学校グラウンドで25戸だということです。

また、15日には能登町と穴水町で合わせて60戸の着工が始まる予定です。

いずれも完成日や入居受け付けの開始日はまだ決まっていません。

馳知事は岸田首相に対し仮設住宅への財政的支援を要望しています。