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交通機関にも影響が 台風10号で6人ケガ 停電は1万戸超

2024年8月28日 20:34
交通機関にも影響が 台風10号で6人ケガ 停電は1万戸超

 台風10号の影響で県内ではこれまでに6人がケガをしています。奄美市などで約1万戸が停電していて、交通機関にも大きな影響が出ています。

 台風10号の影響で、県内ではケガ人が出ています。奄美市では27日夕方、バイクを運転していた65歳の男性が風にあおられて転倒し、右足を骨折しました。このほか、指宿市や薩摩川内市でもケガ人が出ていて、県内で合わせて6人がケガをしています。

 喜界町では27日午前、道路わきの木が倒れ県道が一時通行止めになったほか、グラウンドの施設の屋根が壊れるなどの被害が出ました。また、午後5時現在、奄美市などで約1万戸が停電しています。交通機関にも影響が出ています。

(間世田桜子アナウンサー)
「鹿児島中央駅。普段はこちら多く人が行き交う改札前だがきょうは在来線が終日運休ということもあって周りには人がほとんどいない状況」

 在来線は28日、始発から軒並み運休しました。九州新幹線は、鹿児島中央駅をこのあと午後8時過ぎに出発する便を最後に計画運休します。29日は、在来線、九州新幹線ともに始発から運休します。鹿児島市電と市営バスも29日は始発から運休を決めています。

 桜島フェリーは28日正午ごろの便を最後に欠航。最終便に乗ろうと急いで駆けつけた人たちが列を作っていました。

(乗客)
「急いできました。上司が送ってくれたからギリギリセーフ」

 海の便は離島便を中心に29日も軒並み欠航が決まっています。

 一方、空の便は、鹿児島と離島を結ぶ便を中心に、合わせて102便が欠航となりました。29日も、ソラシドエアの一部の便以外すべて欠航が決まっています。

 商業施設でも臨時休業の動きが広がっています。アミュプラザ鹿児島、山形屋、マルヤガーデンズなどの商業施設は28日と29日、臨時休業します。引き続き最大級の警戒をし、最新の情報にご注意ください。

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