鹿児島ユナイテッドvs愛媛 1人退場し2点差…終了間際に劇的展開ラストワンプレーで野嶽が同点弾
サッカーJ2鹿児島ユナイテッドFCは13日、アウェーで愛媛と対戦しました。1人が退場し、2点を追う苦しい展開となりましたが、終了間際に劇的な展開が待っていました。
5試合、ゴールと勝利がないユナイテッドは13日、同じJ3からの昇格組・愛媛とアウェーで対戦。外山や福田が序盤から積極的にゴールを狙います。
しかし、この試合でも1つのプレーから相手に先制されてしまいます。さらに追い打ちをかけるように前半終了間際、中原が一発退場。10人での戦いを余儀なくされます。
ユナイテッドは後半立ち上がりにも失点しますが、この苦しい状況で意地と執念を見せます。後半15分、藤村からの“針に糸を通すような”スルーパスで抜け出した圓道が得意のカットインから…右足一閃!ユナイテッドが実に6試合ぶりのゴールで反撃ののろしを上げます。
するとアディショナルタイム、フリーキックのチャンスをモノにします!キッカー田中の蹴ったボールがこぼれたところに…野嶽!鮮やかなボレーシュートが突き刺さり、試合終了。
土壇場で2対2の同点に追いついたユナイテッド、連敗脱出です!
(鹿児島ユナイテッドFC 野嶽 寛也 選手(23))
「来たボールに無心で振り切ったらゴール方向に飛んでくれてよかった。諦めていなかったし、 僕が最後1点取って勝ち点0じゃなくて1もぎ取れたのは本当に良かった」
(鹿児島ユナイテッドFC 大島 康明監督)
「勝ち点3が欲しいのはあるけど、1人少ない中で勝ち点1を取れたのはポジティブに感じている。 この1をさらに大きくできるように、次は勝ち点3を目指したい」
アウェーで勝ち点1をもぎ取ったユナイテッドは順位変わらず16位。ユナイテッドは17日のルヴァンカップ東京ヴェルディ戦をはさみ、21日(日)、ホームで栃木と対戦します。