県立短期大学で卒業式 若者たちが描く未来像とは 約240人が卒業
鹿児島市の県立短期大学で18日、卒業式が行われ、240人が学び舎を後にしました。旅立ちの日に若者たちが描く未来像とは?
鹿児島市の県立短期大学では240人が旅立ちの日を迎え、それぞれの総代に学位記が手渡されました。
飯干明学長は「色々な事柄について気づく力と考える力を発揮し、さらなる成長の原動力にすることを期待している」とはなむけの言葉を贈りました。
(卒業生代表の生活科学科・青木咲来さん)
「これから大学生活で得た知識や経験を胸に未来に向かって一歩一歩確実に歩んでいくことを誓います」
会場の外では友達との別れを惜しみ写真撮影をする姿が多くみられました。
(卒業生)
「最初はけっこう不安があったが友達とみんなで仲良く2年間過ごせたのであっという間だった」
(大学に編入)
「プラスあと2年間学生生活を送れるので県短ではできなかったことを深めていけたら」
(海外で語学修行)
「海外の色んな文化に触れて自分の価値観や知見を広げていこうと思って1年間頑張る。ビッグな男になって帰ってきます」
2024年度、県は県立短期大学を魅力ある学校にするための検討委員会を設け、塩田知事に提言書を提出しています。卒業生たちが考える「魅力ある県短」とは。
(卒業生)
「県短は少人数がいいところだと思っていて、先生との距離も近いし友人とも濃い関係を築けたのでそこが魅力」
(卒業生)
「強いて言うならWi-Fi環境をもう少し使いやすく整えてくれたら」
(卒業生)
「もうちょっと留学のプログラムを増やしてくれたら嬉しい」
卒業生たちはこれから始まる新生活への期待を胸に力強く一歩を踏み出していました。