アメリカ軍のオスプレイが屋久島沖に墜落した事故について、第10管区海上保安本部は事故の原因究明に向けた捜査に着手し、アメリカ軍に対し、捜査協力を要請していることを明らかにしました。

　屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落し8人が死亡した事故は、今も乗組員1人が見つかっておらず、10管本部などが24時間態勢で捜索を続けています。

　21日の定例会見で10管本部の坂巻 健太本部長は事故の原因究明などに向けた捜査に着手していることを明らかにしました。

(10管本部 坂巻健太本部長)
「われわれも捜査に着手しており機体の一部と思われる残骸については写真撮影などを行い所要の捜査を進めている」

　また、アメリカ軍に対し、捜査協力の要請も行っていると述べました。
　
　墜落の原因究明に必要な機体の引き揚げについては米軍が中心に調整を行っているということです。