九州ナンバーワンの駅弁を決める駅弁グランプリ決勝大会が3日福岡市で開かれました。決勝に進出したのは投票で選ばれた選りすぐりの10種類の駅弁。去年は、霧島市の嘉例川駅の駅弁がグランプリでしたが、果たして今年は？

　福岡市のJR九州本社で開かれた「第15回九州駅弁グランプリ決勝大会」。九州各地の48の駅弁がエントリーしおよそ4400人の投票で選ばれた10品が3日の決勝大会に進みました。

（福岡放送・中村安里アナウンサー）
「九州各地のお弁当が並んでいますが、長崎からはこちら。豪華ですね」

　こちらは長崎の「特製ふたつ星弁当」佐賀牛ローストビーフにステーキ、エビの南蛮漬けなどが入った豪華2段重です。審査は一般投票に加え報道関係者、そして特別審査員の票を合わせて行われます。ことしの九州駅弁グランプリ・・・果たして九州ナンバーワンは？

（JR九州・古宮洋二社長）
「森の弁当やまだ屋の“百年の 旅物語かれい川”です」

　グランプリは霧島市の百年の旅物語かれい川。4回目の受賞です。

（森の弁当やまだ屋・山田まゆみさん）
「懐かしい思いのするお弁当をと思って作ってきたので、そういう懐かしいお弁当だと思っていただけたら」

　そして準グランプリは長崎県の“特製ふたつ星弁当”と宮崎県の “都城郷土料理かしわめし”が受賞しました。九州のおいしさがぎゅっと詰まった駅弁…。これからもますます進化していきそうです。