7日、志布志市でトラックと普通乗用車が接触し子ども4人を含む6人が搬送され、9歳の女の子が重傷を負った事故です。その後の調べでトラックを運転していた男性(59)は「対向車線にはみ出した」と話していて、警察は過失運転致傷の疑いも視野に捜査を進めています。

（福岡放送・澤田泰佑アナウンサー）
「1台のトラックが道路の中央をはみ出すように止まって前方フロントガラスは割れているでしょうか。トラックの右側には土のようなものが散乱している」

　事故があったのは、志布志市の都城志布志道路、有明東インターと志布志インターの間です。

　7日午前9時頃、走行中の4トントラックが、対向車線の普通乗用車に接触し横転しました。この事故でトラックを運転していた男性(59)と、普通乗用車を運転していた女性(43)、女性の子どもで8歳から12歳までのきょうだい4人の計6人が病院に運ばれました。

　このうち9歳の女の子が頭に重傷を負い、現在も病院に入院しています。残る5人は軽傷で命に別条はないということです。

　その後の警察の調べに対し、運転手の男性は「対向車線にはみ出して接触して横転した」などと話しているということです。

　男性は業務中で堆肥を運んでいたということです。警察は過失運転致傷の疑いも視野に捜査を進めています。