【速報】悠仁さま筑波大学の推薦入試に合格 男性皇族の学習院大学以外の進学は戦後初 来年春進学へ
秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまが筑波大学の推薦入試に合格し、来年春、進学されることが分かりました。皇位継承権を持つ男性皇族で、学習院大学以外の大学に進学されるのは戦後初めてとなります。
秋篠宮家の長男・悠仁さまが国立の筑波大学生命環境学群・生物学類の推薦入試に合格されたことが分かりました。
11日午前10時に「学校推薦型選抜」入学試験の合格発表があり、関係者によりますと悠仁さまは合格されたということです。
皇位継承権を持つ男性皇族で、学習院大学以外の大学に進学されるのは戦後初めてとなります。
悠仁さまは現在、筑波大学附属高等学校の3年生で、進学先が注目されていました。
先月28日と29日には、茨城県つくば市にある筑波大学の筑波キャンパスで「学校推薦型選抜」型の入学試験の小論文と面接の試験がそれぞれ行われ、悠仁さまが試験会場に入られる姿が確認されていました。
悠仁さまは、お茶の水女子大学附属小学校、中学校を卒業、その後、お茶の水女子大学附属と筑波大学附属の間で設けられている「提携校進学制度」により推薦を受け、都内有数の進学校である筑波大学附属高等学校に進学されていました。
悠仁さまは幼い頃からトンボの生態やイネの生育など動植物に関心を持ち、「自然誌」を学べる大学への進学を希望されていました。
また、2023年11月には悠仁さまが幼い頃から取り組んできたトンボの研究について、2012年から2022年までの赤坂御用地内の生態調査をまとめ、ほかの研究者と共著で初めて論文を執筆されました。
さらに、2024年8月には京都で行われた世界最大規模の学術会議「国際昆虫学会議」で皇居内のトンボの生態について、ほかの研究者と共同で研究した成果を「ポスター」を掲示する形で発表されました。
9月に成年を迎えた際、悠仁さまは、文書による感想で「今は最終の学年として、進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたい」と心境を述べ、「今後も一つひとつ経験することを通して学びを深め、さまざまなことを吸収して、成長していきたいと思います」と、成年皇族としての意気込みを記されていました。