「売上金を銀行に預ける」と言い残し失踪 店の売上金約50万円持ち逃げした疑いの男逮捕
勤務先の店から売上金約50万円を横領したとして、山鹿市の男が10日、逮捕されました。男は「売上金を銀行に預けてくる」と言い残し、失踪していました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、山鹿市鹿央町千田のアルバイト従業員・西村隼人容疑者(40)です。西村容疑者は11月6日頃、山鹿市南島にある商店で勤務中にレジや金庫から売上金約50万円を横領した疑いがもたれています。警察によりますと、西村容疑者は別の従業員に「売上金を銀行に預けてくる」と言い残し、そのまま失踪したということです。
商店を運営する企業が約1週間後に「従業員が店の売り上げを持ち逃げした」と通報。行方を追っていた警察が10日、福岡県内の宿泊施設で西村容疑者を発見し、逮捕しました。警察の調べに対し西村容疑者は「ギャンブルなど私利私欲のために使った」と容疑を認めているということです。
この店の別の日の売り上げもなくなっていることから、警察は西村容疑者がほかにも横領した可能性があるとみて調べています。