厳しい寒さに”逆戻り”、日中の気温5℃に届かず 平野部でも積雪しスリップ事故相次ぐ(宮城)
厳しい寒さに、逆戻り。
18日の宮城県内は日中の気温が5℃に届かず、17日との気温差が大きくなりました。
また、17日夜~18日朝にかけては平野部でも雪が積もり、路面の凍結が原因とみられるスリップ事故が相次ぎました。
上空に強い寒気が流れ込み、18日の県内は厳しい寒さになりました。
街の人
「中にもダウンを着ていつもより厚着で来た」
「マフラーは絶対しようと思って出てきた。きのう、おとといくらい暖かかったので、しまったのを出してきた」
最高気温は最も上がった「丸森」でも4.1℃、「仙台」は2.7℃など前日の17日より8℃前後も低くなりました。
また、この強い寒気によって、17日夜~18日朝にかけては平野部にも雪雲が流れ込み、午前9時の積雪は「古川」8センチ、「仙台」3センチなどとなり、「仙台」では9日ぶりに積雪を観測しました。
雪の影響で、事故も発生しました。
竹中弘記者リポート
「事故現場に来ています。凍った道路には、道を外れるような4本のタイヤの跡が残っていて、車はスリップしてこちらの崖の下に落ちていったとみられます」
警察と消防によりますと、18日午前6時45分頃、仙台市宮城野区岩切青麻沢の市道でスリップしたとみられる軽乗用車が道路脇の山林に転落する事故がありました。
運転していた60代男性は車から自力で脱出、軽いケガをして病院に搬送されました。
県警のまとめによりますと、路面の凍結が原因とみられるスリップ事故は、けさまでに58件発生したということです。
上空の寒気はこの先も居座る見込みで、19日朝にかけても路面や水道の凍結に注意が必要です。