仙台市、週休3日制導入検討へ 窓口業務に支障出ないか検討の上で判断
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仙台市は、少子化などで人材確保が課題になるなか柔軟で働きやすい労働環境を実現しようと「週休3日制」の導入を検討していることが分かった。
週休3日制については宮城県が東北で初めてとなる導入を決めている。
これは、17日の仙台市議会で、村上一彦議員の代表質問に佐野直樹総務局長が答えたもの。
佐野局長は職員の採用試験の倍率が減少傾向にあるなど人材確保が課題としたうえで柔軟で多様な働き方を実現するため週休3日制について「早期導入に向けた検討を進める」と述べた。
導入の時期や制度の内容は明言していない。
宮城県では、希望すれば1日あたりの勤務時間を増やすことで全体の労働時間や給与が減らないように調整する「選択的週休3日制」を2026年度からの導入を決めている。
仙台市は、県と異なり、基礎自治体として窓口業務もあるため支障が出ないかを検討したうえで、判断するとしている。