【元住民の館長「自分の故郷を思い出して…」】地域の津波被害伝える伝承施設オープン(仙台市宮城野区蒲生)
仙台市宮城野区蒲生に、地域の歴史や津波被害を伝える伝承施設がオープンした。
宮城野区蒲生のバイオマス発電所の内部に、3月3日オープン。
宮城野区では初めての伝承施設「蒲生なかの郷愁館」。
蒲生や中野地区の歴史、人々の暮らしや自然のほか、津波の被害を伝えるパネルやジオラマが、設置されている。
周辺は、震災後「災害危険区域」となり、住宅の建築が制限され住民は集団移転している。
館内の展示には元の住民たちが関わり、館長も元住民が務めている。
下山正夫館長「自分の故郷ですかね。13年前はここでこうやって暮らしていたんだなって、思い出してもらえれば一番いいのかなと思いますよね」
「蒲生なかの郷愁館」は入場無料、毎週月曜日が休館だ。