【続報】「安全な場所で待機していた」 渓流釣りの男女3人が自力で下山 ケガなし<宮城・大崎市>
宮城県大崎市鳴子温泉の鬼首地区に渓流釣りに訪れ、行方不明となっていた男女3人は27日正午頃、自力で下山し無事が確認された。
行方不明となっていたのは、静岡県の50代男性と香川県の70代男性、千葉県の60代女性の3人。
警察によると3人は、7月23日早朝から渓流釣りをするため、大崎市鳴子温泉の鬼首地区の山に入り、下山予定の25日を過ぎても帰らず、家族が警察に届け出た。
警察と消防は、27日午前8時頃から約50人で捜索を再開していたが、雨の影響で午前11時半頃に捜索を打ち切っていた。
消防が正午頃、現場確認のために3人が乗っていた車が止めてあった林道に向かったところ、自力で下山してきた3人を発見した。3人にケガはなかった。
3人は、2泊3日分の食料やテントなどの装備を持って渓流釣りをしていた。大雨の時は増水した川から離れ、安全な場所で待機していたという。
鬼首地区では25日午後、大雨の影響で一時、避難指示が出されていた。