感染性胃腸炎、宮城県に警報…3週連続で増加中 石けん使用した手洗いや十分な加熱を
ノロウイルスなどによる「感染性胃腸炎」の患者が増えていることを受け、県は「警報」を発表して感染対策を呼びかけている。
県の定点調査によると、今月9日までの1週間、県内の小児科での感染性胃腸炎の患者数は「8.65人」で、3週連続で増加した。
なかでも、仙南保健所管内は「22.25人」と警報開始基準値の20人を超えたことを受け、県は13日、県内全域に警報を発表した。
「感染性胃腸炎」は、ノロウイルスなどが原因で、発症すると発熱や下痢などの症状が出るほか、子どもや高齢者は重症化の恐れがある。
県は、石けんを使用した手洗いや食品を十分に加熱にして食べることなど感染性胃腸炎に対する対策の徹底を呼びかけている。
最終更新日:2025年3月13日 19:10