<東北初公開>大型草食恐竜『カムイサウルス』の骨格標本など特別展示 カモノハシのような口(仙台市科学館)
夏休みの子どもたちに楽しんでもらおうと、東北初公開の大型草食恐竜『カムイサウルス』の骨格標本などを展示した特別展が、20日から仙台市科学館で始まる。
大きな口と鋭いキバにー。
黒い羽毛に覆われた体。
これは、仙台市科学館で20日から始まる恐竜の特別展示。
会場には、およそ40種の恐竜の化石や復元模型などが展示され、最新の研究成果を学ぶことができる。
森尾絵美里アナウンサー
「中でも注目は、数年前 新種として発表されたこの『カムイサウルス』。実は、全身のほぼ全ての骨が見つかっている珍しい恐竜なんです」
『カムイサウルス』は、2003年に北海道・むかわ町のおよそ7200万年前の地層から体全体が分かる化石が発見された大型草食恐竜。
体長8メートル、重さはおよそ5トンと推定され、東北では初めての展示だ。
エサとなる草を食べやすいよう、カモノハシのような口が特徴だったと、想像される。
仙台市科学館・沼尾和弥さん
「やっぱり実物を間近で見る。その迫力をぜひ味わってほしいと思います」
この恐竜の特別展は、7月20日~8月25日まで仙台市科学館で開かれている。