【全国の主要都市で<最も高い水準>】4月の仙台市『消費者物価指数』
4月の仙台市の『消費者物価指数』は前年同月と比べ3.1%の上昇で、全国の主要都市で3月に続き最も高い水準となった。
総務省の発表によると、仙台市の4月の『消費者物価指数』は価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が109.1(2020年を100とする)だった。
前年同月と比べた伸び率は、全国平均が2.2%に対し、3.1%の上昇だった。
指数の上昇は2年10か月連続で、全国の主要都市の中では、3月に続き最も高い水準が続いている。
品目別で上昇率を見ると、カーペットやカーテンなど「室内装備品」が12.8%、ケーキなどの「菓子類」が7.6%、宿泊を含む「教育娯楽サービス」が6.3%などとなっている。
総務省では、食品業や観光業では従業員の賃上げなどに伴う価格転嫁が進んだことなどが背景にあるなどと指摘している。