【書道パフォーマンスで「火の用心」】中・高校生が呼びかけ 「春の火災予防運動」に合わせて(仙台市)
「春の火災予防運動」に合わせて、仙台市では地元の中・高校生が書道パフォーマンスで「火の用心」を呼びかけた。
威勢の良い太鼓の響きの中で筆を走らせるのは、聖ウルスラ学院英知の書道部の中学生と高校生。
4日、仙台市の若林消防署では、3月1日からの「春の火災予防運動」に合わせて書道パフォーマンスが行われた。
10分ほどで生徒たちが書き上げたのは、通常とは違う文字を使った「火迺要慎」。
火除けの神様として知られる京都の「愛宕神社」で使われる文字だという。
聖ウルスラ学院英知・書道部部長 櫻井美月さん(高校2年生)
「消防士の方々だけでなく、私たち 1人ひとりが気をつけることによって、(火災)予防につながると思う」
作品は、若林消防署に3月中旬から展示される。
寒さの続くこの時期は、暖房器具が原因の火災が依然として多く、消防で火の取り扱いに注意を呼び掛けている。