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【車軸データ改ざん問題】仙台臨海鉄道の1両で〝書き換え〟が判明 安全確認を経て27日以降に運転再開へ

2024年9月27日 20:00
【車軸データ改ざん問題】仙台臨海鉄道の1両で〝書き換え〟が判明 安全確認を経て27日以降に運転再開へ
ミヤテレニュース

これはJR貨物が車輪と車軸を組み立てる際のデータを改ざんしていた問題を受けて、国交省が各鉄道事業者に緊急点検を指示していたもの。
これを受けて、石油やビールなどの貨物を運搬する仙台臨海鉄道が、所有するディーゼル機関車計5両の確認を進めたところ、2018年に作業を委託した業者から「基準値内に書き換えて検査報告書を出していた」と報告を受けたことを明らかにした。
書き換えられていたのは、ディーゼル機関車1両の車軸4本中3本で、車輪と車軸を組み合わせる際にかける圧力が、製造メーカーが設定する基準値の下限を最大10%ほど下回っていたという。この車両については、報告を受けた18日から運用を休止していたが、安全確認を行って問題がないことの確認がとれたため、27日以降に運用を再開する予定だという。

一方、仙台市交通局では南北線と東西線の計36編成144両を確認。このうち、南北線3両の車軸3本については、交通局が定めた「目安値」を最大8%超えていたものの、超音波試験などによって総合的な安全確認を適正に行っていたという。検査の委託業者による記録データの改ざんや差し替えは確認されなかった。

また、仙台空港鉄道は、点検した結果、基準値超過やデータの書き換えなどの問題はなかったとしている。

最終更新日:2024年9月27日 20:00
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