利府町の商業施設で開かれた防災ワークショップには、多賀城高校・災害科学科の1年生と地元住民など約30人が参加した。
今回、高校生が取り上げたのは去年12月から運用が始まった「北海道・三陸沖後発地震注意情報」。日本海溝と千島海溝沿いでM7以上の地震が起きた時に、その後の巨大地震への備えを呼びかけるもので、ワークショップでは巨大地震が起きた時の避難行動を確認した。

＜参加者＞
「改めて見直しというか、忘れていたことをもう一度勉強できた」

＜多賀城高校・災害科学科 佐藤 宏夢 さん＞
「僕たち高校生が伝える活動をして後発地震情報について知ってほしい」

＜多賀城高校・災害科学科　森合 ことり さん＞
「防災について考えようという機会がないと、考える人が少なくなってきているので、身近に自然災害があることを知ってほしい」

高校生は今後も「後発地震注意情報」の普及啓発活動に取り組んでいきたいとしている。