<バス外側のカメラやレーダーが近くの人・車を感知>”自動運転”取り入れたバスの運行実験(仙台市・青葉山エリア)
仙台城跡のある青葉山エリアで、仙台市は20日から部分的に”自動運転”を取り入れたバスの運行実験を行っている。
20日から行われているのは、ブレーキやハンドルを自動で制御し、危険を感知した場合など一部の動作を運転手がサポートするという運行実験。
三浦理瑚記者リポート
「バスの外側にあるカメラやレーダーが、歩道を歩く人や近くの車を正確に感知し、安全に走行しているのがわかります」
バスには32個のカメラやレーダーが設置され、人や車を正確に感知しながら最高時速35キロで走行する。
仙台市は、将来的に運転手なしで自動運転を行うEVバスの運行を目指していて、19日には実験を前に郡市長も試乗した。
仙台市・郡市長
「安全と安心を兼ね備えて、技術はここまで来ているんだなと感激しました。大きな一歩を踏み出せたと実感しました」
運行実験は、10月27日まで国際センター駅から仙台城跡の区間で運行し、誰でも無料で試乗することができる。(10月23日と24日は除く)