<じもとホールディングス> 臨時株主総会 ”公的資金200億円の返済期限延期や経営陣刷新”を承認
仙台銀行と山形のきらやか銀行を傘下に持つ「じもとホールディングス」の 臨時株主総会が、27日開かれ、公的資金200億円の返済期限の延期や経営陣刷新の人事が承認された
「じもとホールディングス」は、きらやか銀行の業績悪化により大幅な赤字となり事実上国の管理下に入っていた。
27日の臨時株主総会では、きらやか銀行に注入されていた公的資金200億円について期限の9月末までの返済が難しいことから13年後の2037年に期限を延長するための定款の変更が決議された。
また、これまでの会長や社長は経営不振の責任をとり辞任。
新たな会長には、西塚英樹・きらやか銀行頭取が、社長には坂爪敏雄・仙台銀行頭取の就任が承認され、刷新された経営陣のもとで経営の立て直しを図る。