石巻鮎川港で“商業捕鯨”始まる 例年より1か月早く 宮城
宮城県石巻市の鮎川港を拠点に行われる三陸沖での商業捕鯨が例年より早く10日から始まった。
初日となる10日は、石巻漁港から捕鯨船など3隻が漁場へ向かうことになっていて、11日からはもう1隻が加わり鮎川港を拠点にミンククジラ漁を行う。今年は海水温が高くクジラの北上が早いとみられるため、例年より1か月開始を前倒した。
■日本小型捕鯨協会 貝良文会長
「この前から水温を確認していると、14度で1番ミンククジラが好む水温帯でもありますので、この時期にやってみようということになりました。」
鮎川港を拠点とするミンククジラ漁は今月18日までの予定で、その後は群れの北上と共に北海道に漁場を移しながら10月末まで続けられる。