【女川原発2号機への「テロ対策施設」】東北電力が「詳細設計の工事計画」を原子力規制委員会に申請(宮城)
女川原発2号機への「テロ対策施設」について、東北電力は詳細設計の工事計画を原子力規制委員会に14日申請したと、発表した。
「テロ対策施設」は、航空機の衝突などテロ行為があった場合、遠隔操作で原子炉を冷却し放射性物質の外部漏洩を防ぐ施設で、新規制基準の適合性審査の認可から5年以内に設置が義務付けられている。
女川原発2号機のテロ対策施設について、原子力規制委員会は今年10月に基本計画を認可していて、東北電力は今後 建設に着手するのを前に、14日詳細設計の計画を申請した。
申請する主な項目は、原子炉建屋から離れたテロ対策施設から遠隔で蒸気を逃がしたり、圧力容器などに注水し冷却する機能などだ。
詳細設計の申請は、複数回にわたって申請される見通しだ。