〝北限のシラス〟閖上漁港で初水揚げ 新鮮なシラスたっぷり『北限の生シラス丼ランチ』も提供始まる(宮城・名取市)
東日本大震災後に始まった宮城・名取市閖上の〝北限のシラス〟。
7月1日に今シーズンの漁が解禁となり、7日初水揚げが行われた。
7日昼前、仙台湾で漁を終えた3隻の船が閖上漁港に戻った。
水揚げされたのは、透き通った見た目もきれいなシラスおよそ200キロ。
漁師
「去年よりはまだ良いんじゃない。去年は全然ダメだった。海水温も上がって」
入札では、高いもので1キロ1100円。平均では349円と平年並みの価格で取引された。
閖上漁港の近くにある飲食店で、8日から提供が始まったのが、北限の生シラス丼ランチ(税込み1500円)。
数時間前まで海を泳いでいた新鮮なシラスが、たっぷりと乗っている。
カフェマルタ・岩間圭介店長
「生で食べられるのは本当に今だけ。獲れたてのものになりますので、召し上がっていただきたいと思います」
このランチは、9月1日までシラスの水揚げがあった日に限り、数量限定でメニューに並ぶという。
閖上のシラス漁は、7月~8月が最盛期で、11月いっぱい続く。