<30日未明・核分裂が安定的に続く「臨界」に>『女川原発2号機』再稼働 これまでに異常確認されず(宮城)
東北電力は、29日夜『女川原発2号機』を再稼働させた。
これまでに、異常は確認されていない。
29日の起動・カウントダウン)5、4、3、2、1…
東北電力では、29日午後7時『女川原発2号機』の原子炉を起動させ、震災以来13年7か月ぶりに再稼働させた。
原子炉内の制御棒が段階的に引き抜きかれ、30日午前0時過ぎ 核分裂が安定的に続く「臨界」に達したという。
これまでに、異常は確認されていない。
震災で停止した女川原発は、2020年に新たな規制基準による審査に合格したあと、今年5月までに安全対策工事を完了させ、震災の被害が大きかったエリアとしては初めての再稼働だ。
街の人
「電気は大切、足りないと困る。福島の時もそうだったけれど、津波とかあった時に逃げ道などしっかりと対策をしてもらえれば」
街の人
「電気を作って省エネで良いとは思うけれど、そのあと産廃物が出る・貯まる一方で処理が決まってないので基本的に反対」
東北電力では11月7日に発電を始め、国の確認を経たあとに12月頃の営業運転開始を予定している。