<宮城県産食材をアメリカへ>輸出見据えた商談会 「アメリカでユズフレーバーって外さない…」
宮城県と宮城県内に本社を置く総合商社などが、県産食材のアメリカへの輸出を見据えた商談会を開いた。
この企画は、宮城県やカメイなどが行っているもので、事前の書類審査にはおよそ240商品が出品された。
24日は、この中からアメリカで販売する商品を絞り込むため、バイヤー立会いのもと商談会が行われた。
浅野航平アナウンサーリポート
「こちらの商談会、亘理町(宮城)の水産加工会社は2年連続の参加です。去年も好評だったカニの缶詰に加え、和の味付けにこだわったカキの缶詰も売り込みます」
こちらは、宮城・南三陸産のカキの「しぐれ煮」と「ユズ味噌煮」。
特に、ユズを使った味付けについてはー。
現地スーパーのバイヤー・ミツワマーケットプレイス 濱松孝明副社長
「今回のユズも、向こうでユズフレーバーって大体外さない」
アメリカで、ユズの味はとても人気があるそうだ。
現地スーパーのバイヤー・ミツワマーケットプレイス 濱松孝明副社長
「日本の味で、そのままで提供したほうが良いパターンが多い」
亘理町(宮城)の水産加工会社・マルヤ水産 千葉卓也社長
「こちらからの話だけじゃなくて、現地での色んな傾向やどういうものが売れるかそういう情報も聞きたかった。結構 充実した商談になった」
審査を通過した商品は、来年3月にアメリカのスーパーマーケットで販売されることになっている。