【4病院再編】村井知事 県の精神医療センターが「北と南に1か所ずつあることが患者にとって重要」 宮城県の審議会で「医療センター2拠点化」に反対意見多数を受けて
宮城県の「4病院再編」計画で、名取市の「県立精神医療センター」を富谷市に移転し分院を名取市に設置する方針について、県の審議会で反対意見が多数を占めたことについて、村井知事は「北と南に1か所ずつあることが患者にとって重要」と述べた。
県は、「4病院再編」計画で、仙台市青葉区の「東北労災病院」と名取市の「県立精神医療センター」を富谷市に移転・合築し名取市に分院を設置する方針だ。
今月15日に開かれた県の審議会では、精神科の医師などから「2拠点化でコストが増大するうえ医師の確保が難しい」、「医療の質が下がりかねない」といった反対意見が相次いだ。
19日の定例会見で、村井知事は「財政的なことだけを追求していいということでは決してない」とした上で「精神医療センターの職員と現実的な案について議論を重ねていく」という考えを示した。
村井知事「政策医療という観点から考えると、北と南に1か所ずつあるということは患者さんの負担は間違いなく軽くなる。その分、精神医療センターのスタッフに負担がかかることは考えなければいけないので、そこはよく考えていきたい」
県は、引き続き年度内の基本合意を目指す考えだ。
県は、「4病院再編」計画で、仙台市青葉区の「東北労災病院」と名取市の「県立精神医療センター」を富谷市に移転・合築し名取市に分院を設置する方針だ。
今月15日に開かれた県の審議会では、精神科の医師などから「2拠点化でコストが増大するうえ医師の確保が難しい」、「医療の質が下がりかねない」といった反対意見が相次いだ。
19日の定例会見で、村井知事は「財政的なことだけを追求していいということでは決してない」とした上で「精神医療センターの職員と現実的な案について議論を重ねていく」という考えを示した。
村井知事「政策医療という観点から考えると、北と南に1か所ずつあるということは患者さんの負担は間違いなく軽くなる。その分、精神医療センターのスタッフに負担がかかることは考えなければいけないので、そこはよく考えていきたい」
県は、引き続き年度内の基本合意を目指す考えだ。
最終更新日:2024年3月28日 14:03