高崎市の女の子が死亡「第4種踏切」は宮城県内にも16か所 青葉区上愛子の踏切を取材
10日、仙台市の小田原東丁踏切でJRの職員などが歩行者やトライバーに踏切事故防止を呼びかけた。
呼びかけ「踏切事故防止キャンペーンやっています踏切通行の際ご注意ください」
警察によると去年、県内では1月に大崎市のJR陸羽東線の踏切で列車と軽乗用車が衝突軽乗用車を運転していた男性が死亡。
2月と11月にもJR東北本線と仙山線の踏切で列車と軽乗用車が衝突し、今月6日には群馬県高崎市の踏切で小学4年生の女の子が列車にはねられ死亡する事故が起きている。事故が起きた踏切は遮断機も警報器もない第4種踏切だった。
県内では2016年11月に美里町のJR陸羽東線の第4種踏切で列車と軽トラックが衝突軽トラックを運転していた男性が死亡し国土交通省の鉄道事故調査官が現地調査に入った。死亡事故が起きたこの踏切は2017年に廃止されている。
室井 孝太記者
「青葉区上愛子の第4種踏切です警報機や遮断機がなく渡る際には怖さを感じます」
付近の住民によるとJR仙山線のこの踏切は通学路として使われていたが最近は利用する人があまりいないということ。
県内には現在この第4種踏切が16か所設置されている。
JR東日本は第4種踏切について、「無理な横断をやめるよう」注意を呼びかけるとともに、自治体と協議を進めながら遮断機や警報機の設置もしくは踏切の撤去を検討していくとしている。