×

【県内の高校で卒業式】甲子園準優勝「仙台育英ナイン」、フィギュアスケート世界大会初優勝の「千葉百音さん」も学び舎に別れ(宮城)

2024年3月1日 19:30
【県内の高校で卒業式】甲子園準優勝「仙台育英ナイン」、フィギュアスケート世界大会初優勝の「千葉百音さん」も学び舎に別れ(宮城)

3月1日は、宮城県内ほとんどの高校で卒業式が行われた。

夏の甲子園で準優勝を果たした「仙台育英ナイン」、フィギュアスケート世界大会で初優勝を果たした「千葉百音さん」も学び舎に別れを告げた。

県内ほとんどの高校で卒業式が行われた3月1日。

宮城・多賀城市の仙台育英高校では、卒業を迎えた1042人の中に夏の甲子園で準優勝を果たした硬式野球部員の姿があった

式では、快挙を成し遂げた硬式野球部に「特別功労賞」が贈られ、甲子園の決勝戦で先発した湯田統真さんが卒業生代表として感謝の言葉を述べた。

仙台育英硬式野球部 湯田統真さん「3年間を思い出すとともに、映し出される仲間の笑顔。くだらないことで笑いあった特別な一瞬。その仲間とぶつかった記憶、それらすべてここにいる全員が高校三年間で成長した証です」

式の後には、グラウンドに集まった野球部の生徒たち。
3年間をともに過ごした須江監督が投げるボールを1人ずつ打ち返し、高校生活を締めくくった。

阪神タイガースに入団・仙台育英硬式野球部 山田脩也元主将「仲間が支えてくれて、僕が成長できたと思います。本当に日本一幸せ者なのかなと感じます。自分の課題としっかり向き合いながら、チームの日本一に貢献できるようなプレイヤーになっていければいいなと思っています」

一方、仙台市泉区の東北高校。

新型コロナが5類に移行して初めてとなる卒業式は、5年ぶりにマスクの着用や保護者の入場制限がなくなり、出席した卒業生は晴れやかな表情で卒業証書を受け取っていた。

「特別功労賞」を受けたのは千葉百音さん。
2月の「フィギュアスケート四大陸選手権」で初優勝したことが評価されたもので、フィギュアスケート部としては羽生結弦さん以来の受賞。

東北高校・千葉百音さん「いろんな人に支えられて、この3年間勉強とフィギュアスケートを両立することができたと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」

千葉さんは東京の大学に進学し、2年後のオリンピックを目指すという。

ミヤギテレビのニュース