「魔がさして、小遣い欲しさに…」温泉施設のロッカーのカギを拾い現金1万円盗んだ消防職員 6か月の停職処分〈宮城・富谷市〉
黒川地域行政事務組合消防本部によると、富谷消防署の救助係主任兼警防係主任の30代の男性職員は、去年10月4日、仙台市泉区の温泉施設でホールに落ちていた更衣ロッカーの鍵を拾い、その鍵を使用してロッカー内の他人の財布から現金1万円を抜き取り、男性職員は5日後、泉区の駐在所に自首をしたという。
被害者とはその後、示談が成立している。
黒川地域行政事務組合消防本部は男性職員が窃盗を認めていることから、20日付で男性職員を停職6か月の懲戒処分とした。
男性職員は「魔がさして、小遣い欲しさに盗んだ」と話しているという。
黒川地域行政事務組合消防本部は「地域住民の信頼を裏切り信用を失墜させた重大な行為で大変申し訳なくお詫び申し上げます。厳粛に受け止め、公務員倫理の徹底と住民の皆様の信頼回復に向け全力で取り組んでまいります。」とコメントしている。