宮城スタジアム利用再開 福島県沖地震で被災・復旧工事完了<宮城・利府町>
2022年の福島県沖地震で被災した宮城県利府町の宮城スタジアムが1日、利用を再開した。
宮城スタジアムは、2022年3月の福島県沖地震で2階の観客席が約50メートルにわたり、たわんでしまうなどの被害を受けた。
復旧工事と公認競技場としての補修工事が12月末までに完了し、陸上トラックの利用を再開した。
1日午後は、高校生約40人が練習に汗を流していた。
<利府高校1年生>
「またここで走れるのがうれしい」
<宮城県スポーツ振興課 見田茂紀課長>
「結合部分のスペースをあけることによって同じ規模の地震が起きた時でも、影響が周りに広がらないような施工上の工夫はしている」
芝生のグラウンドは、芝を育てる養生が2月下旬に完了し、3月1日にサッカーJ2べガルタ仙台のホーム初戦が行われる。
最終更新日:2025年2月1日 18:18