<原因は?>広瀬川の水が”赤茶色”に…『雨水管の鉄さび』の可能性(宮城県・仙台市の調査)
仙台市の広瀬川の水が10月に赤茶色に変色した現象は、雨水管の鉄さびが原因の可能性が高いことが、宮城県と市の調査で分かった。
また人体への影響はなく、魚などの死骸も確認されていない。
これは、10月30日に広瀬川の「霊屋橋」付近から下流2キロ以上にわたる範囲で川の水が赤茶色に変色しているのが確認されたもの。
県と市による水質調査の結果が12日に発表された。
川の水から鉄分が検出されたことに加え、付近の雨水管の吐き出し口に鉄さびのようなものが付着していて、川に流出した可能性が高いという。
人体への影響はなく、魚などの死骸も確認されていない。
広瀬川では、去年6月にも雨水管の鉄さびが原因で水が赤茶色になる現象が起きていて、県と市は雨水管の清掃作業を実施する予定だ。