3月4日に行われる宮城県・公立高校入試の出願状況が、発表された。
全日制の平均出願倍率は0.99倍と、過去2番目に低い倍率。
県教委によると、公立高校入試の出願状況は、全日制68校130学科の募集定員1万3440人を下回る1万3349人が出願し、平均出願倍率は0.99倍。
去年より0.01ポイント下回り、過去2番目に低い倍率となった。
全日制で出願倍率が最も高かったのは、「宮城野」美術科で1.80倍、次いで「宮城工業」インテリア科で1.73倍などとなっている。
県教委では、普通科では2月の志願倍率結果を見て出願が分散した一方、専門性の高い学科では大学進学も視野に入れている生徒も多く、出願先を変更しなかったことから高倍率となったとみている。
公立高校入試は、3月4日で合格発表は3月13日。
体調不良などで当日受験できない場合は、3月7日に追試験が行われる。
【出願倍率・刈田柴田地区①】
白石は、普通科が1.08倍。県内唯一の看護科は1.23倍。
蔵王は、再編され白石高校・蔵王キャンパスとなるが定員割れ。
白石工業は、電気科が1.00倍、その他の学科は定員割れ。
【出願倍率・刈田柴田地区➁、伊具地区】
大河原産業は、農業科学科が1.10倍、企画デザイン科が1.08倍、総合ビジネス科は定員割れ。
伊具地区の角田と伊具は、いずれも定員割れ。
【出願倍率・亘理名取地区①】
名取の普通科は1.12倍、家政科は1.20倍。
名取北は1.10倍。
亘理は、いずれも定員割れ。
【出願倍率・亘理名取地区➁】
宮城農業は、農業科・園芸科が1.14倍、農業機械科が1.05倍、その他の学科は定員割れ。
【出願倍率・仙台南地区①】
仙台一高は1.35倍、仙台二華は1.02倍。
仙台三桜は1.52倍。
仙台向山は、普通科が1.56倍。
仙台東は、英語科が1.48倍。
【出願倍率・仙台南地区➁】
宮城工業は、機械科が1.13倍、情報技術科が1.68倍、インテリア科は県内で2番目に高い1.73倍などとなっている。
【出願倍率・仙台南地区➂】
仙台工業は、機械科が1.35倍、土木科が1.30倍、新設される情報科は1.20倍などとなっている。
【出願倍率・仙台北地区①】
仙台二高は、1.21倍。
仙台三高は普通科、理数科ともに1.40倍。
宮城一高の普通科は、1.38倍。
泉の普通科は、1.44倍。
泉館山は、1.37倍。
【出願倍率・仙台北地区➁】
宮城野は、普通科が1.41倍、美術科は県内で最も高い1.80倍。
仙台は、1.34倍。
仙台商業は1.21倍となっている。
【出願倍率・塩釜地区】
塩釜は、普通科が1.15倍、ビジネス科は1.23倍。
多賀城は、普通科が1.26倍、災害科学科が1.50倍。
利府は、普通科が1.11倍、スポーツ科学科は定員割れ。
【出願倍率・黒川地区】
黒川は、すべての学科で定員割れ。
富谷は、1.44倍となっている。
【出願倍率・大崎地区①】
古川は、1.11倍
古川黎明は、定員割れ。
加美農業は、すべての学科で定員割れ。
【出願倍率・大崎地区➁】
古川工業は、土木情報科が1.68倍、化学技術科が1.40倍など全ての学科で1倍を超えた。
【出願倍率・遠田地区】
涌谷は、定員割れ。
小牛田農林は、総合学科が1.07倍となったが、その他のコースは定員割れ。
【出願倍率・登米地区】
佐沼、登米、そして登米総合産業のいずれの学科も、定員割れ。
【出願倍率・栗原地区】
築館は、定員割れ。
迫桜も、募集を40人減らすが、定員割れ。
【出願倍率・石巻地区①】
石巻、石巻好文館は、いずれも定員割れ。
石巻西は、1.09倍。
宮城水産は、3つの学科を改編するが、いずれも定員割れ。
【出願倍率・石巻地区➁】
石巻工業は、機械科が1.18倍、化学技術科が1.13倍、土木システム科が1.15倍となっている。
石巻商業は、定員割れ。
【出願倍率・本吉地区】
気仙沼、南三陸、本吉響、気仙沼向洋のいずれも、定員割れとなっている
【出願倍率・定時制高校①】
白石七ヶ宿から田尻さくらまで、いずれも定員割れとなった。
【出願倍率・定時制高校②】
佐沼から仙台工業までの定時制高校。
東松島の普通科1部が1.08倍だが、他は定員割れとなった。
