【合計特殊出生率(女性1人が生涯に産む子どもの数)】宮城は「1.07」 東京・北海道に次いで3番目に低い結果 宮城県は「危機感を持って対応していく」
厚生労働省によると、女性1人が生涯に産む子どもの数を表す合計特殊出生率は、去年1.20で、過去最低を更新した。
宮城県は1.07で、東京都、北海道に次いで3番目に低くなった。
去年の合計特殊出生率は1.20で、統計開始以来最低だったおととしの1.26をさらに下回った。
都道府県別で最も低かったのは東京都の0.99で、厚労省の統計上 初めて1を下回った。
次いで北海道が1.06だった。
宮城県は1.07で、3番目に低かった。
一方、最も高かったのは沖縄県の1.60、次いで宮崎県と長崎県が1.49だった。
宮城県の出生数は、過去最も少ない1万2328人と前年より524人減少し、8年連続で低下している。
この結果について、宮城県の担当課は晩婚化や晩産化が進んでいることなどが原因とみていて、不妊治療の助成や産後ケアの充実など「危機感を持って対応していく」としている。
最終更新日:2024年6月5日 18:27