【国家公務員が私的流用・組合費から290万円】男性職員(50代)を「停職6か月」の懲戒処分(国土交通省・東北運輸局)
国土交通省・東北運輸局の組合費からおよそ290万円を私的に流用したとして、50代の男性職員が「停職6か月」の懲戒処分を受けた。
3月1日付けで「停職6か月」の懲戒処分となったのは、国土交通省・東北運輸局に勤める男性職員(50代)。
東北運輸局によると、おととし6月から去年7月にかけて、労働組合の会計を担当していたこの男性職員は組合費の預金口座から毎月不正に現金を引き出すことを繰り返し、総額291万3955円を私的に流用し、生活費の一部や遊興費にあてていたという。
会計監査の際に、他の職員が帳簿を整理したところ使途不明金があることに気づき、不正流用が発覚した。
懲戒処分となった男性職員は「管理する重要な立場にありながら私的な流用をして、深く反省している」と話し、流用した金額はすでに返金したという。
東北運輸局では、職員に服務規律を守るよう徹底し再発防止に努めていくとしている。