日頃の感謝を “西洋料理” に込めて 調理科の高校生が保護者にお手製コース料理振る舞う《長崎》
お手製の『コース料理』で感謝の気持ちを伝えました。
大村市の向陽高校で、調理を学ぶ生徒たちが保護者に西洋料理を振る舞いました。
(生徒)
「こちらホタテ貝とカニのガトー菜園花風でございます。外側のカトラリーからお召し上がりください」
オードブルにスープ、メーンディッシュ。
焼きたてのガトーショコラも。
コース料理ののすべてを手掛けたのは、調理師を目指す高校生です。
大村市の向陽高校調理科の2年生が保護者に日頃の感謝を伝えようと、8か月学んできた西洋料理のコースを振る舞いました。
(保護者)
「すごくおいしい。子どもが作った料理を初めて食べたけどおいしい。家に帰ってきたらたくさんほめてあげたい」
(保護者)
「とても肉が柔らかくてびっくりした。(子どもは)鶏肉のメーンを作っている。成長したと思う」
すべてのメニューに県産の野菜や海鮮食材を使用。
オードブルやメーンディッシュでは野菜のサイズがそろうように切ることを意識したそうです。
(向陽高校 柿田 凛さん(2年))
「普段感謝の言葉を伝えられていないので、そこが伝わっていたらいい」
(向陽高校 富永 和奈さん(2年))
「食材が良ければ完成する料理も よりよくなるので、いい食材を使うのがいい。(県産のものは)おいしい」
学んだ成果を発揮し、料理で感謝を伝えた生徒たち。
調理のプロという目標に向かい、来年は中華料理や集団給食について学ぶということです。