クジラやいりこも安いと評判「県水産加工振興祭」県内45社が出店 長崎の水産業を活性化《長崎》
今年も残すところ2週間あまり。
長崎のお正月料理に欠かせない水産加工品などを集めたイベントが13日から、長崎市で始まりました。
(販売員)
「五島列島からですよ。クジラはよかったですか。いらっしゃいませ」
長崎のおせち料理の定番「クジラ」に、新鮮な海の幸を使った「干物」や「かまぼこ」など自慢の商品が並びました。
長崎市のおくんち広場で始まった「県水産加工振興祭」。
県内の45社が出店していて、ほとんどの商品が市場価格よりも安く販売されています。
(買い物客)
「いりこをメインで、クジラ、それからワカメ。出汁ものが必要。ここは毎年、来ている」
(買い物客)
「お正月にちょっと出すようなものがあるかなと思って。かまぼことかおつまみ類かな」
(買い物客)
「魚の干物が安くないかなと思ってきた。安いですやっぱり。クジラとか目移りする。よか正月を迎えられそう」
(販売員)
「只今より、チャリティかまぼこ始めま~す!」
13日に行われたのが、様々なかまぼこ商品6点を 1000円で購入できるチャリティーイベント。
物価が高騰する中、良いものをお得に揃えようと多くの買い物客でにぎわいました。
(県水産加工振興協会 並崎 佐和 事務局長)
「今年は “ふるさと物産まつり” と同時開催となって、たくさんの出店業者が来ている。市場価格より2割から3割安くなっているので、皆さんに買い物してもらってぜひ、長崎の水産業を活性化させてほしい」
県水産加工振興祭は15日までの開催で、14日はマグロの解体ショーなどが予定されています。